Sunoで「シール交換ちゃん」というバーイベント用テーマソング。1950sロックンロール×日本語の言語遊びをナイアガラサウンドで表現しました。AI音楽初心者向けにプロンプトを完全公開します。
1. できた曲と作ったきっかけ
今回は、自分の店のバーイベント「シール交換ちゃん」のテーマソングをSunoで作りました。
このイベントは、バーに来た人がシール帳を持ってきて、好きなシールを交換しあうという、最近流行りの「シール交換」をバーでするというコンセプト。
そのコンセプトを音で表現したいと思い、大瀧詠一のナイアガラの雰囲気のあるポップソングに仕上げました。
初めは簡潔な構成でしたが、試行錯誇する中で、コーラスで「貼り 貼り」みたいなのが入ったら、より一層ナイアガラっぽくなるぞ!と思い、introに「hari hari / haru haru /kuse kuse」というコーラスを前面に追加。Aメロで「キラキラ ぷにぷに」とボンボンドロップシールみたいな、テクスチャのある言葉で表現したりと、どんどん遊び心が増していきました。
あと「目が本気」→「目がホンキートンキー」にしました。なんかいい感じだからです。
こんな人が作ってます
ゆとりちゃんというBAR兼会社で、デザイン、イラスト、動画制作を中心に、さまざまなクリエイティブをしています。Sunoで音楽制作を代行するサービスをしております。
2. Sunoって何?AI音楽をテキストだけで作る
「Suno」は、テキスト(プロンプト)だけで AIが曲を生成してくれるサービスです。
- 🎵 楽器が弾けなくても OK
- ✍️ テキストを入れるだけで完成
- 🎙️ ボーカルの雰囲気も指定可能
- 🔄 何度でもガチャみたいに生成し直せる
つまり、「昭和歌謡っぽいポップソング」「SF的なBGM」「爽やかなロック」みたいに、欲しい雰囲気を言葉で説明するだけで、AIが自動的に曲を作ってくれるということ。
音楽未経験者でも「こんな感じの曲が欲しい」という思いを形にできるのが、Sunoの最大の魅力です。
3. AI音楽を作るステップ(初心者向け)
Sunoで曲を作る流れは、意外とシンプルです。
ステップ1:ジャンル・雰囲気を決める
まずは「どんな曲か」をイメージします。
- 「昭和の演歌っぽい」
- 「エモいバラード」
- 「テンションの高いダンスミュージック」
こういったざっくりとした方向性を決めたら、次のステップに進みます。
ステップ2:日本語でもいいけど、こだわるなら英語タグ
実は、Suno は日本語のプロンプトをそのまま入力しても十分に曲を生成します。「ナイアガラサウンドの1950s風ポップ」と日本語で入力しても、AI はちゃんと理解してくれます。
ただし、より細かく、より正確に指定したい場合は、英語のジャンルタグの方が良い結果が出ることが多いです(体感)。
例えば:
- 「昭和歌謡」→
Japanese city pop, enka influence, vintage analog warmth - 「エモいバラード」→
melancholic ballad, minor key, emotional vocal
こうした細かいタグを見つけるには:
- Suno のコミュニティで他のクリエイターが使ったプロンプトを探す
- ChatGPT や Claude に「〇〇な雰囲気を英語のジャンルタグで説明して」と聞く
最初は日本語で試してみて、「もっともっと細かく調整したい」となったら英語タグを意識する、くらいの進め方がおすすめです。
ステップ3:歌詞を書く
歌詞がある曲を作りたい場合、Suno に入力する前に歌詞を準備しておくと、より確実に「欲しい曲」が作れます。
J-POPの場合、歌詞の構成としては:
[intro]:イントロ[Aメロ]:最初のメロディ部分[Bメロ]:2番目のメロディ部分[サビ]:サビ(一番印象的な部分)
という形式を用意しておくと簡単。歌詞の文字数や流れについては、Claude codeの「lyricist」スキルに任せるのが便利です。これも自作しました。歌詞はAIはあまり得意じゃないので、これも一旦作ってみて、そこから微調整していきます。また、漢字を読んでくれないことがあるので、ひらがなに開くところも調整します。
ステップ4:Sunoに入力して生成
プロンプト(ジャンルタグ)と歌詞を Suno に入力したら、生成ボタンをクリック。
数十秒~1分程度で曲が完成します。
ステップ5:気に入らなければやり直し
「もう少し違う雰囲気がいい」「テンポを変えたい」といった場合は、プロンプトを少し調整して何度でも生成できます。
Suno は AI なので完全ランダムで作曲しますが、その「ランダムさ」が面白さでもあり、「思い通りにならない…」という悩みの種でもあります。でもそこが面白い。
4. 実際に使ったプロンプト(コピペOK)
今回「シール交換ちゃん」を作った時に使ったプロンプトをそのまま公開します。
Suno の「Custom Mode」で以下をコピペすれば、似た雰囲気の曲が作れますよ。
スタイルプロンプト
歌詞
使い方
- Suno アプリまたはウェブサイトで「Custom Mode」を開く
- 「Style」欄にスタイルプロンプトをコピペ
- 「Lyrics」欄に歌詞をコピペ
- 生成ボタンをクリック
- 同じ雰囲気の曲が生成されます
(完全に同じにはならないのがAIの面白さ。微妙に違う表現になったら、それもナイス!)
5. Suno初心者が引っかかるポイント&解決策
実際に Suno で曲を作ってみると、いくつか「できない!」という瞬間があります。
🤔 困ったこと1:ジャンルタグが英語でわからない
解決策:実例を探すか、ChatGPT に翻訳してもらう
「昭和の歌謡曲っぽいけど、1950年代のロックンロールの要素も入れたい」という複雑なリクエストは、日本語で Suno に入力しても OK ですが、より細かく制御したい場合は英語タグを使います。
- Suno のコミュニティで他の人が使ったプロンプトを探す
- ChatGPT や Claude に「〇〇な雰囲気を英語で説明して」と聞く
例えば、このプロンプトにある niagara sound style(ナイアガラサウンド)や doo-wop backing vocals(ドゥーワップ)みたいに、具体的で細かい指定があるほど、Suno の生成精度が上がります。
最初は日本語で試してみて、「もっと正確に」となったら英語タグを調べる、くらいの進め方でいいでしょう。
🤔 困ったこと2:歌詞の構成がわからない
解決策:Suno の既成曲の構成を参考にする
歌詞がある曲を作るなら、以下の基本形を覚えておくと楽です:
[intro](導入)
[Aメロ](最初のメロディ)
[Bメロ](2番目のメロディ)
[サビ](一番印象的な部分)
[Aメロ](繰り返し)
[サビ](繰り返し)自分で歌詞を作る場合は:
- 1セクション 2〜4行が目安(自分で歌ってみるとわかりやすい)
- 韻を踏むと Suno が反応してくれる(しないときもある)
- 言語遊びや造語も AI は面白く解釈してくれる(といいな)
もし「思い通りにならない」なら、異なる構成で何度か試してみるのが手っ取り早いです。
🤔 困ったこと3:何度作ってもイメージと違う
解決策:ランダム性を「楽しむ」気持ちが大事
Suno は AI なので、同じプロンプトを入れても毎回少しずつ違う曲ができます。これは「ダメなこと」ではなく、むしろその過程自体を楽しむ遊びです。
5回目の生成で「あ、これいいな」という予想外の展開が生まれることもしょっちゅう。初回で良いのが出ることもある。完璧を目指すのではなく、「外れを楽しむ」くらいの心持ちが、Suno を使いこなす秘訣だと感じます。
6. まとめ&次回予告
「シール交換ちゃん」は、イベントの世界観をそのまま音に詰め込んだテーマソングになりました。
試行錯誤を重ねる中で「言語遊びの楽しさ」と「ナイアガラサウンドのコミカルさ」を組み合わせていくプロセスが、個人的に一番面白かったです。
Suno は「完璧な曲を作るツール」ではなく、「自分にあるノリを使って音で遊ぶツール」だと思います。楽器が弾けなくても、音楽理論がなくても、テキストだけで曲が作れる。その敷居の低さが、開かれたAI活用になっていくはずです。
次もまた、何か曲を作ってみます。それでは!
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